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最後の恋は甘めの味で

第17章 黒い感情

その事に怒りを覚え、ブラウスの外しかけのボタンを全て外し


乱暴に剥がせば見えたのはやはり素肌じゃなく白いシャツ。


あの時は脱がしがいがどうとか言ったけど今は邪魔で仕方ない。


「や....待って.......お願い.......上條くん.......」


潤んだ瞳で声を震わせながら.....



あぁ、もうこれ以上、俺を煽らないでくれ



煽られれば俺は止められなくなることを知っていた。


現に俺の下半身は理性で抑えているとは言え、既に半勃ち。


ふぅ、と息を吐き気持ちを落ち着かせ、背中のホックをいとも簡単に外す。


シャツをブラごと上げれば、見える、豊満な胸。


背筋になんとも言えない感覚が襲う。


「かみ、じょ、く.......お願い......」


今にも泣き出しそうな暁さんのか細い声。


貴女は知らないだろう。



そんな声ですら






俺を熱くさせることを。



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