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最後の恋は甘めの味で

第17章 黒い感情

疑問符を頭に浮かべているともう!と暁さんの声。


「答えてあげるわよ!!そうよ?!イかず終いでおあずけくらった私の体はすぐに疼き出した!私は、耐えられなくて......会社のトイレでシたのよ......貴方をおかずにして」


完全に俺の頭が停止。



今、なんて言った......?

トイレで、シた?

自慰、ってこと.....?

っていうか、俺を........



言葉の意味を理解し、顔が熱くなるのが分かった。


「?!なんで......なんで貴方が赤くなるのよ...」

「っ.....だ、って.......」




”貴方をおかずにして”



暁さんは確かにそう言った。


それだけでも十分離しかけた理性。








「それ.....思い出して、体がもっと興奮するから、嫌っていうか.......だめなのよ......」








暁さんがすぐに離させてくれた。

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