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最後の恋は甘めの味で

第20章 初めて恋を知った少女のよう






現在、居酒屋。


隣には一生ついてくと決めた姉御、佳世がいた。


変化を遂げた気持ちは私を待たず進行していく。


それに戸惑いどうしていいか分からなくなった私は、人に頼ることを決めた。


もう隠さない。


一切合切、色もつけず話すことを決意したのにも関わらず


「別に聞きたくない」


佳世は枝豆を食べながらきっぱり、そう仰ってくれた。

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