 
最後の恋は甘めの味で
第26章 告げる想い
自分の馬鹿さに熱くなる顔。
「そんなに俺の隣が良かったんですかぁ?」
バカにした様な口調の上條くんはまだ笑っている。
屈辱的というか図星過ぎて恥ずかしくなり、勢い良くドアを閉め
車から離れようとしたところを上條くんの車の中から伸びる長い手によって止められた。
「遊び過ぎました。ごめんなさい。助手席開けましたから、隣、来て下さい」
後ろを振り返ってないから表情までは分からないけど
声のトーンで明らかにしょんぼりしてるのが分かった。
なんなのよ......人を馬鹿にしたかと思えばそんな子供みたいな......
「.......ずるい」
思わず出た言葉は小さすぎて上條くんのの耳には届かなかったらしい。
「そんなに俺の隣が良かったんですかぁ?」
バカにした様な口調の上條くんはまだ笑っている。
屈辱的というか図星過ぎて恥ずかしくなり、勢い良くドアを閉め
車から離れようとしたところを上條くんの車の中から伸びる長い手によって止められた。
「遊び過ぎました。ごめんなさい。助手席開けましたから、隣、来て下さい」
後ろを振り返ってないから表情までは分からないけど
声のトーンで明らかにしょんぼりしてるのが分かった。
なんなのよ......人を馬鹿にしたかと思えばそんな子供みたいな......
「.......ずるい」
思わず出た言葉は小さすぎて上條くんのの耳には届かなかったらしい。
 
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