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止めなきゃ.....理性があるうちに



なんてたってここは24時間営業のコンビニなのだ。


いつ何時誰に見られているか分からない。


下に伸びる上條くんの手を震えるもう片方の手で止める。


弱々しい力。


止めれるはずはないけれど、上條くんは止まってくれた。


「かみ、じょ、く」

「分かってますよ......」


はぁと息を吐き自分を戒めるように上條くんは前髪をかきあげた。


その動作さえも色っぽくて目を奪われる。


「.......暁さん」


そんな中で上條くんが気まずそうに口を開く。


「？？」

「それ、止めて下さい」

「それ？」

「.......自覚なしかよ........その上目遣い。煽ってるって気付いて下さい......」


一瞬意味が分からなかったけど、分かった瞬間目を逸らす。


上目遣いどころかきっと涙目でうるうるだ。


自分で言うのもなんだけどきっと私は絶賛エロい顔なんだろう。