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最後の恋は甘めの味で

第28章 生意気部下

悔しいけど全部本当の事で口を開けない。


真也は朝から私に勝ったことですっきりしたような顔をした。


ぐぬぬーとしているとちゅっとリップ音を立て唇を奪われた。


ずざっと素早く後ろに下がれば、取れる布団。


見える胸。


おぉーと感嘆を漏らす真也。


慌てて布団をかき集め胸を隠す。


「なななななによ!」

「別に。可愛いって思ったので」


さらっと甘い言葉を吐き、ベッドを降りる真也の下半身には


いつの間に穿いたのか、既に下着があった。



抜け目ないな.....くそ......



弄るとこも責めるとこもなし。


まさに完璧が服着て歩いているんだとしみじみ痛感した。

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