
最後の恋は甘めの味で
第34章 告白と再会
.*・゚side 暁.゚・*.
朝起き、至れり尽くせり。
シャワーを浴びろと言われたので
「下着は?着替えは?」
と聞けば
「ある」
と袋を差し出され
シャワーを浴び終わり、リビングに行けばそれはそれは立派なbreakfastが......
私はお嬢様かと思うほど。
食べればその味絶品で。
食後のコーヒーすら美味しかった。
昨日の夜、真也の初恋の話を聞いていたはずが
真也の体温が暖かくて途中でまさかの寝落ち。
結局、雫さんとの出会いくらいまでしか覚えていない。
気になるのはその結末。
一体雫さんとはどこまで.....
下世話だがそんなことが朝起きてから頭の中をぐるぐると回っている。
