
最後の恋は甘めの味で
第35章 嫉妬と罪悪感
.*・゚side 真也.゚・*.
朝起き、隣にある暖かい温度。
暁さんはぐっすりお休みの模様。
その寝顔を見てそういえばと思うこと。
立花さんの話、暁さんはどこまで聞いていたのだろう。
まあ、自ら聞くのもおかしな話だし気になれば聞いてくるだろうと
俺は出かける準備をした。
行く先はある人物のお宅。
目的の物は女性の下着とブラウス等の仕事に適した服。
車を走らせ、約30分程。
目的地のマンションに着いた。
車から出、自動ドアを抜ければエントランスに眠そうなそいつが見えた。
エントランスに行くためにはもう一段階。
オートロックを開けなければいけない。
