
最後の恋は甘めの味で
第35章 嫉妬と罪悪感
しかし、その必要はないようで
気付いたそいつがこちらに歩み寄ってくる。
「眠そうだな」
一声かければジロリと睨まれる。
それもその筈。
現時刻6:00。
どこの老人かと言った感じだが、お願いをしたのは昨日の夜だ。
「びっくりしたわよ。いきなり未使用の下着とブラウス等の仕事に適した服、明日6:00までに準備ってメール来た時は。とうとうそんな性癖を、と勘違いしたわ」
「お前のその大声はわざとか?」
差し出されている袋を受け取り中身を確認すれば
確かにそこには袋から出されてもいないものばかりがあった。
「大丈夫よ。こんな時間帯に起きてる人もいないって」
「......まあ、とりあえずサンキューな。涼」
「いいのよ。真也からの頼みだと思うとムカつくけど暁さんからって思えばなんともないから」
にっこり笑い吐く言葉に寒気を覚える。
気付いたそいつがこちらに歩み寄ってくる。
「眠そうだな」
一声かければジロリと睨まれる。
それもその筈。
現時刻6:00。
どこの老人かと言った感じだが、お願いをしたのは昨日の夜だ。
「びっくりしたわよ。いきなり未使用の下着とブラウス等の仕事に適した服、明日6:00までに準備ってメール来た時は。とうとうそんな性癖を、と勘違いしたわ」
「お前のその大声はわざとか?」
差し出されている袋を受け取り中身を確認すれば
確かにそこには袋から出されてもいないものばかりがあった。
「大丈夫よ。こんな時間帯に起きてる人もいないって」
「......まあ、とりあえずサンキューな。涼」
「いいのよ。真也からの頼みだと思うとムカつくけど暁さんからって思えばなんともないから」
にっこり笑い吐く言葉に寒気を覚える。
