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欲しい欲しいと願うのに真也がその動きから先に進む気配はなくて


痺れを効かせた私はとうとう真也の首に手を回し、真也を引き寄せ耳元で囁く。


「しん、やぁ.....ぁん...ほし.....しんやの.....ちょーだい.....ふぅ.....」

「それ、やべぇ.....」


真也の体がぶるりと震え、腰がゆっくり沈み始めた。


「ぁあ、ふぁああ！」


待っていたそれがやっと与えられたことにより全身が震え、弓なりに体が反る。


そんな私を腰に手を置き、真也は支えた。


真也はそのまま動かず荒い息を肩で整え始めた。


「し......や.....？」

「........すぐイきそうで.....ちょっと休憩っす.....」


そう言って私の肩に顔を埋める真也が可愛くて


私は抱き締める手に力を込めた。