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最後の恋は甘めの味で

第38章 ブラック香る甘い恋

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可愛い.....?

あのケダモノのどこがよ



何度打ち付け何度果てようとまだイケると言ったあいつには


俗に言う賢者タイムというのは存在しないのか。


代償として座るだけで痛い腰と枯れた声を頂いた。


ギロリと奥の席の真也を睨めばにこりと腹立つくらい見目麗しい笑顔を返された。



まあ、でも.....



会社に着けば何ら変化はなく彼女達は本当に真也との約束を守ったみたいだし


雫さんの事は真也曰く


雫さん自身が”口説かれ中”


とのことだし私の中のもやっとは粗方収集が付いた。


そのせいかなぜか仕事に身が入らず、さっきからPCを打つこともせず眺めているのみ。


そんな時だからなのか真也とのいろいろが頭の中でフラッシュバックをし始めた。

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