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秘密の時間は私のもの

第8章 藤塚亞

これ以上引けば2人とも共倒れで


冗談抜きで誰得なラブアクシデントが起こる


それだけは避けたい。



これ以上は進んでくれるなよ?!



目で訴えれば、見える男の目、先程と打って変わって何かを決意したようで。



「な、に......」

「......る..」

「は....?」


















「なんでも、するから!!!噂は流さないで!!」































それで提案したのがあんなに忌み嫌っていた“セックス”だったなんて笑える話だ。


あの当時、全く男同士は考えていなかったのに


その案が浮かんだのは颯太が女顔だったからだろうか。


それでも当時の俺の心境としては矛盾が起きるんだけどな。



つーか、颯太ってあの頃から全く変わってねぇんだな.....

何でもする、禁止にするか



計画を立てている時、俺の耳に入ったのは今俺が一番嫌いな女の声。

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