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秘密の時間は私のもの

第9章 立川颯太 前編

結局、言えぬまま自分はおかしいと自分を責め続け


本当の自分を隠し、周りに合わせて生きてきた。


だけど、やっぱりそれっていうのはストレスで。


1回、倒れる事案を起こしてしまった。


勿論、両親は物凄く心配してくれて理由を聞かれたが言えるわけがなかった。


そんな両親に嘘をつくのもまたストレスだったんだけど。



こうやって僕は、自分を偽ってずっと生きていくのだろうか

いいや、それは仕方ない

だって僕は普通じゃないのだから

だから..........だけど.....だとしたら.....







僕の存在意義って.....







心が折れる寸前だったそんな時。


僕に言葉をかけてくれた男子がいた。


その当時、僕が1番苦手意識を持っていた人間だったはずなのに


僕はその言葉に本当に救われたし




















当たり前のようにその人に恋をした

















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