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秘密の時間は私のもの

第10章 立川颯太 後編

それからの毎日。


柳の言う通り、放課後になれば必ず誰かしらが僕の事を抱きにきた。


抵抗すれば撮った動画+写真をバラ撒くと言われれば


僕の選択肢は1つしかなくなってしまった。


嫌だと思う気持ちは、幾度となく与えられる快感に飲み込まれ


いつからか僕は身も心も快感に委ねるようになっていた。


本当に柳の思惑通りで笑える。


でも、僕の身体はもうあの快感なしではダメになってしまった。



まるで、sex依存症だ.....



そんな僕に察しがいい上野は


何度か気にかけて声を掛けようとしてくれた。


だけど、僕は上野にだけはどうしても今の僕を見せたくなかったから


自ずと上野を避けるようになった。

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