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秘密の時間は私のもの

第2章 .........は?

あぁ、もう、無理。


早く、颯太の興奮を......


俺は颯太のベルトを外そうとベルトに手を掛けた。


そのまま引っこ抜こうとするところを颯太に止められる。



「ま、待って!」

「んだよ.....焦らしか?俺、今日そういう気分じゃ」

「ち、違くて!あそこ!」



颯太は慌ただしくある一点を指した。


俺は昂った気持ちを止められ、萎え萎え。


はぁ、と息を吐きそちらを見る。


そこで見えたもの.......
















1人の、女



















瞬き1つせずじーっと俺らを見ている。


その異様な光景に思わず止まる俺。


颯太に至っては怯えるように俺の後ろに隠れている。

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