テキストサイズ

秘密の時間は私のもの

第17章 お前とあいつと俺の気持ち

そんなことを見聞きし、出てくる疑問。



あんな入学式の日にそんな有名人様がなぜ立川と?



気になって2人を気に掛けるも、そもそも2人は別クラス。


普段の生活で関わることはなく、浮いた噂もなかった。


それでもなぜだか異常に気になり


学校で立川を見かける度、聞こうと思うも


自分の言葉が邪魔をし、できずモヤモヤ。


だったら本人に、と思うも


そもそも藤塚とはダチでもなんでもないから聞けるわけなく、モヤモヤ。


ずっとモヤモヤして過ごしていた時に起きた事件。


立川が俺に当たり、鼻血を出した。


こんな好機、逃す筈もあるまい。


雑談も程々にちゃっかり“友達”の位置を再確保。


そして、立川の目をまっすぐ見て俺は問い掛ける。



「....多分、お前とは違うクラスだとは思うんだけど....藤塚との関係ってなんなんだ?」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ