無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「......どういう関係なんだ。2人と」



これはあかん奴や。



“藤塚くんが立川くんの菊紋を舐め、柔らかく解し
立川くんも準備万端
1度、舌を絡ませてから、藤塚くんは自らを.....
そういう光景を見守り隊、です”



有り得る。


考えて勃ちそうになる息子を鎮め


今度こそ回答権はと思うもやはり一歩届かずで。



「どういう....そうですね。あらゆることをしている2人を見守り隊です」

「......あらゆる、こと....？」

「それは想像にお任せします」



俺が考えてた程、酷くない内容。


胸を撫で下ろしつつも、上野の様子を観察。


次来た時は必ず俺が。


訳の分からない対抗心が芽生えたが、上野の視線、次は颯太を捉えていて。



「......やっぱり、なんだな」



意味深にそう呟く上野。


言われた颯太は意味が分からないと言った感じだ。



「やっぱり....」






「お前ら、付き合ってんだな」






.......へ？



「！！だから違うって！上野が好きって言ったでしょ？！」

「だっておかしいだろ？あらゆることってセックスとかの話じゃねぇの？それって恋人同士じゃないと有り得ないだろ」



颯太の否定の早さと声の大きさにぐさりと胸に刺さるもの。