
秘密の時間は私のもの
第21章 説明してもらおうか
まるで遠慮を知らん。
そういや、俺らの時もそうだった。
あぁあぁ.....
上野の眉間に若干皺が寄っちまったじゃねぇか
颯太なんて、この感じ2回目の筈なのに驚きの表情。
「いいですか?高校生にもなってその純粋ぶり、少し恥ずかしがるべきです」
「は....?」
「2人は付き合ってないですし、付き合ってないからと言ってヤらないわけじゃありません
寧ろそういう割合の方が多いかと思われます
それを世間では“セフレ”と言うんです
聞いたことないわけじゃないでしょう?
2人はつまりそういう関係です」
あまりにはっきりと真実を告げる滝波。
純粋上野には容量オーバーのようで。
瞬きさえせずに固まっている。
そして、颯太もまた顔を覆っている。
そりゃそうだ。
“セフレなんて有り得ない”言ってる好きな奴に
こうもいとも簡単にそれも他人から、自分達がそうなのだと告げられたんだから。
颯太、あとであったかいもん買ってやるからな
心の中で慰め、滝波の次の標的が颯太に移ったことを確認する。
もう止める事は出来ないと颯太に向け合掌。
薄情?
何とでも言え
これが俺だ
妙な自分を持ちドンと構える。
そういや、俺らの時もそうだった。
あぁあぁ.....
上野の眉間に若干皺が寄っちまったじゃねぇか
颯太なんて、この感じ2回目の筈なのに驚きの表情。
「いいですか?高校生にもなってその純粋ぶり、少し恥ずかしがるべきです」
「は....?」
「2人は付き合ってないですし、付き合ってないからと言ってヤらないわけじゃありません
寧ろそういう割合の方が多いかと思われます
それを世間では“セフレ”と言うんです
聞いたことないわけじゃないでしょう?
2人はつまりそういう関係です」
あまりにはっきりと真実を告げる滝波。
純粋上野には容量オーバーのようで。
瞬きさえせずに固まっている。
そして、颯太もまた顔を覆っている。
そりゃそうだ。
“セフレなんて有り得ない”言ってる好きな奴に
こうもいとも簡単にそれも他人から、自分達がそうなのだと告げられたんだから。
颯太、あとであったかいもん買ってやるからな
心の中で慰め、滝波の次の標的が颯太に移ったことを確認する。
もう止める事は出来ないと颯太に向け合掌。
薄情?
何とでも言え
これが俺だ
妙な自分を持ちドンと構える。
