
秘密の時間は私のもの
第21章 説明してもらおうか
よく耳を澄ませば
「貴方はなんて気が効かない人なんですか
あの発言でこの場から離れようとした颯太君を止めるなんて
バカですか?死ぬんですか?
颯太くんが居た方が言い辛いこともあるんじゃないか
との私の心遣いを.....本当使えません」
颯太と上野の時とは明らかに違うそれに
1言、2言、言わせて頂きたい。
てめぇ、その後の展開、思いっ切り楽しんでたじゃねぇか!!
っつーか、え?!なにその“颯太くんが居た方が言い辛いこと”って
お前、まさか知って
俺が口を開こうとするのと同時。
滝波が俺から離れ、見えた上野と颯太の顔。
驚きを隠せないものと泣きそうなもの。
そこでハッとする俺。
あの2人の位置、もしや“そういう風”に見えたんじゃ。
予想はどんぴしゃ。
2人同時に口開く。
「もしかして2人って」
「やっぱり2人って」
「つきあっ「無いです。断じて。気色悪い」
それを滝波は一刀両断。
2人は撃沈。
俺は俺とて訳の分からない被害を受けた。
気色悪いって......気色悪いって.....
別に好きじゃない、むしろ嫌いな奴に言われても
傷つくには傷つくものだ。
断言して頂いたのは嬉しいが、もう少し、言葉があったろう。
むしろ最後の言葉、いらなかっただろう....
「貴方はなんて気が効かない人なんですか
あの発言でこの場から離れようとした颯太君を止めるなんて
バカですか?死ぬんですか?
颯太くんが居た方が言い辛いこともあるんじゃないか
との私の心遣いを.....本当使えません」
颯太と上野の時とは明らかに違うそれに
1言、2言、言わせて頂きたい。
てめぇ、その後の展開、思いっ切り楽しんでたじゃねぇか!!
っつーか、え?!なにその“颯太くんが居た方が言い辛いこと”って
お前、まさか知って
俺が口を開こうとするのと同時。
滝波が俺から離れ、見えた上野と颯太の顔。
驚きを隠せないものと泣きそうなもの。
そこでハッとする俺。
あの2人の位置、もしや“そういう風”に見えたんじゃ。
予想はどんぴしゃ。
2人同時に口開く。
「もしかして2人って」
「やっぱり2人って」
「つきあっ「無いです。断じて。気色悪い」
それを滝波は一刀両断。
2人は撃沈。
俺は俺とて訳の分からない被害を受けた。
気色悪いって......気色悪いって.....
別に好きじゃない、むしろ嫌いな奴に言われても
傷つくには傷つくものだ。
断言して頂いたのは嬉しいが、もう少し、言葉があったろう。
むしろ最後の言葉、いらなかっただろう....
