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秘密の時間は私のもの

第4章 滝波葉結という人間

あーあ......そんなほっそい腰出して


可愛いピンクの乳首立たせちゃって


なに?


誘ってんの?


こんな真昼間っから。


明るいからぜーんぶ丸見えだ。


颯太の露かかってる先端とか、薄くてきれいな陰毛とか......


卑猥なとこ全部



「勃ってる.....」



そんな声で俺の妄想に終止符を打つ。


はっきり見れば、目の前にはさらさらの黒髪。


いつの間に来たのか。


颯太が興味深そうに俺の股間を覗き込んでる。


いつもなら変態とか言って押し倒すんだけど今は手が拘束中でそんなこともできない。



「そうでしょ?藤塚くん、縛られるの好きなんですって」



.......はぁ?


この女、何言っていやがる。


誰が拘束好きだって?


馬鹿言っちゃいけねぇ。


それにこの姿が似合うのは俺じゃなくて絶対に颯太だ。



「でも......」

「だってほら、勃ってるでしょ?」

「そう、だけど.....」



これ、は、まさか......


このままいくと颯太に俺は拘束好きな変態って思われる?

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