
秘密の時間は私のもの
第6章 あの時、この時の私
おかしい...
頭の中で思いついたどれを書き(描き)起こしても
どれも続かず終いで中途半端で終わってしまう。
なぜって、理由もはっきりしている。
どれもかれもそのシーンだけが書(描)きたいだけなのだ。
しかし、それじゃいつまで経っても私の夢は叶わない。
高校生にもなった。
策ももう練ってある。
続いているものを見ればいいのだ。
そうすれば嫌でも続かせなければいけなくなる。
つまり、この学校でホモップルを見付け
そいつらを別れるまで見続ければ私の作品は完成する。
.......って.....言っても
現実世界、そうそうホモップルなんていないこと
今まで生きてきてよく分かっている。
それにここは学校。
そんなものが普通に蔓延っていたらある意味問題にな....
「..............ふ........ぁ........る...」
は....?
