テキストサイズ

秘密の時間は私のもの

第6章 あの時、この時の私



今のは.....



紛うことなき“喘ぎ声”。


私の小説でよく書かせて頂いております(合掌)。


それにしたって、こんな人がいっぱいいる教室でなんてことをするんだ。


恋は盲目とは正にこのこと。


そしてそれを注意しない先生とは。



この学校、大丈夫なの?


......いや、むしろそんな学校ならホモだって...



そこまで考え周りを見回すと、そこは教室の風景とは全く異なっていて。


どうやら、考えている間に歩いていたらしい。


先程までの私の思考、お粗末すぎる。


はぁと息を吐き、再度現在地を確認



ここは........屋上へ登る階段?


あぁ、そっか



確か屋上は立ち入り禁止。


よって誰も近付かない。


“そういう場”にはもってこいっていうわけか。



「んっ..........ぁ........っ.....」



入学してたかが2,3ヶ月。


それなのに盛る男女もいるのね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ