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特別刑務所(仮)

第10章 風邪。

「何かあるの?」
「いや、俺が医者だったからかと思って。それをあの二人のどちらかに聞いたのかなって」
「え?医者なの?」
「まー、元ね。って言っても医師免許はちゃんと持ってるから今でも医者か。」

以外だ。
確かに対応も早かったし、注射とかしてたけどまさか医者だったとは!
尊敬の眼差しを向けていると駒場は少し照れ臭そうに笑った。

「あ、瑠依君今日は九条のそばに意味なくいくの禁止ね。風邪移ると厄介だし」
「うーんわかった。」
「いい子だね。そういえばご飯は?」
「あ、まだ。」
「そっか。キッチンかりるね。」
 
そう言うと駒場はご飯を作ってくれた。

「あ、土鍋にお粥も作ってあるから九条が食べれそうだったら卵いれて少し温めてから出してあげて。あと、パスタ作ったからお昼に食べてね。」
「うん。ありふぁと!」
「クス.あ、あとこれ。この薬、朝昼晩の一日三回1錠で飲ませておいてくれる?何かあればすぐ読んでくれれば来るから」
「わかった!」


駒場は九条のことよろしくと言って帰っていった。

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