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特別刑務所(仮)

第13章 結果。

教室に入ってからも佐野はぶつぶつと念仏を唱える化のように話す。
そんななか先生が大量の回答用紙を持ち教室に入ってきた。
いつものようにベルトを閉め出席をとる。
ホームルーム始まる。

「一現からテストを返していく。因みにトップは中間同様佐野練だった。それから補講斜だが今回は5人と比較的少ない。皆頑張ったな。それくらいだな。それでは時間まで待機するように」

ホームルームが終わると数人の教師が入室してきた。

「瀬川、あの人たちは?」
「ん?ああ。これからテストを返却、答えあわせが始まるんだけど不正して点数あげるやつもいるからそれを防止するためにいるんだよ。」
「あ、なるほどな。」

毎回の事ながら
すごい警備力だ。不正はダメ、絶対ってか?

「もう、俺あれだ、ばれないように点数を・・・」
「れ、練?それはダメだよ。ばれたら何させられるか」
「そうだよ佐野、それにトップならまだ可能性はあるだろ?」

問題はお前より5人ほどいる補講者に俺の名前がありそうなことだ!
あー、もしそんなことになったら俺は・・・

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