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特別刑務所(仮)

第14章 監禁。

目が覚めると大の字に体を固定されベッドに寝かされていた。

「っ・・・」

犯されていた尿道とアナルに微かな痛みを感じる。

「おきた?練あの後気を失って起きないなら心配したよ。」
「章、もう許して。お願い」
「練・・・」


こちらに近づき優しく顔にかかる毛を払いながら撫でる。

「だーめ。」
「えっ?」
「約束を守れる子になろうね」

あーだめだ。
そう確信する。本当に一週間出られない。
そう思っていると突然尿意を感じ始める。
足をモゾモゾと動かしているの気がつく。

「おしっこ?」
「ん、トイレに・・・」
「カテーテルを指すからちょっと待ってね。あー、そうだ。そこの毛も剃ろうね。」
「いや・・・お願い」

無理だと首を横に振るが聞き入れない。
木下のてにはすでにカミソリとクリーム、消毒剤とカテーテル、空の点滴パックを握りしめていた。

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