特別刑務所(仮)
第17章 運動。
「あ、じゃあさ、九条今どこにいるかわかる?」
「ん?ああ、多分倉庫の裏手にいると思うよ。あそこだけ日陰だし。一番最初もそこに居たみたいだし。」
「そっか。さんきゅ。」
狩野に礼を言い倉庫に向かう。
狩野と話している間にパン食い競争が始まっていたらしく、瀬川が意気揚々と自分の番が来るのをトラックの内側で待っている。
それを横目に見ながら少し外れにある倉庫にたどり着く。
「駒・・・め・・人が、・・・」
「俺は・・・ぶ。」
ん?なにか聞こえる。
駒場さんと九条?かな。
二人に気づかれないよう静かに近づく。
だんだんと、話し声が鮮明に聞こえる。
「黙っているつもりはない。ただ・・・」
「無理に話すこともないでしょ?」
「わかってる。ただ、瑠依にこの間写真を見られて」
写真?
あー、確か駒場さんと写ってたやつ。
それがどうしたんだろう?
「ん?ああ、多分倉庫の裏手にいると思うよ。あそこだけ日陰だし。一番最初もそこに居たみたいだし。」
「そっか。さんきゅ。」
狩野に礼を言い倉庫に向かう。
狩野と話している間にパン食い競争が始まっていたらしく、瀬川が意気揚々と自分の番が来るのをトラックの内側で待っている。
それを横目に見ながら少し外れにある倉庫にたどり着く。
「駒・・・め・・人が、・・・」
「俺は・・・ぶ。」
ん?なにか聞こえる。
駒場さんと九条?かな。
二人に気づかれないよう静かに近づく。
だんだんと、話し声が鮮明に聞こえる。
「黙っているつもりはない。ただ・・・」
「無理に話すこともないでしょ?」
「わかってる。ただ、瑠依にこの間写真を見られて」
写真?
あー、確か駒場さんと写ってたやつ。
それがどうしたんだろう?