特別刑務所(仮)
第17章 運動。
たすきを掛け走る駒場。
最初の関門、ネットのトンネルを軽く潜り抜け、平均台へ。
それを走り降りた先に用意されたバッドにでこをつけぐるぐる回り20メートル走り抜ける。走った先にはお題の紙が。
どうやらテニスボールをラケットでポンポンしながら走るらしい。
そして最後の飴探し。白い粉の中から飴を探す。
どうやらすぐに見つかったらしく鼻先だけ白くして赤組に大差をつけゴールする。
「鼻・・・
あ、瀬川、駒場さんのところに勝手に行っちゃってるし」
ゴールした駒場に抱きつきキスをしてる。
皆の前で何をしているのやら。
「瑠依君!」
「うわ!びっくりしたー。って、どこにいたの?」
「あはは。ごめんね。さっき出た借り物競争で足捻って・・・
九条さんに救護室に連れていってもらってたの。」
へー。そうだったんだ。
見てなかったから知らなかった。
でも、何で・・・
「何で九条?増田さんじゃなくて。」
「ん、ああ。借り物が黒のジャージで、自分より大きい人でさ。清臣は白ジャージだし、木下さんは青、駒場さんは黒だったけど希沙が邪魔して連れていけなくてさ、そしたら九条さんが。」
「そうなんだ。てか、何してるわけ瀬川は」
「本当に、どっちに勝たせたいのかわかんないよね?」
狩野は困ったように笑う。
最初の関門、ネットのトンネルを軽く潜り抜け、平均台へ。
それを走り降りた先に用意されたバッドにでこをつけぐるぐる回り20メートル走り抜ける。走った先にはお題の紙が。
どうやらテニスボールをラケットでポンポンしながら走るらしい。
そして最後の飴探し。白い粉の中から飴を探す。
どうやらすぐに見つかったらしく鼻先だけ白くして赤組に大差をつけゴールする。
「鼻・・・
あ、瀬川、駒場さんのところに勝手に行っちゃってるし」
ゴールした駒場に抱きつきキスをしてる。
皆の前で何をしているのやら。
「瑠依君!」
「うわ!びっくりしたー。って、どこにいたの?」
「あはは。ごめんね。さっき出た借り物競争で足捻って・・・
九条さんに救護室に連れていってもらってたの。」
へー。そうだったんだ。
見てなかったから知らなかった。
でも、何で・・・
「何で九条?増田さんじゃなくて。」
「ん、ああ。借り物が黒のジャージで、自分より大きい人でさ。清臣は白ジャージだし、木下さんは青、駒場さんは黒だったけど希沙が邪魔して連れていけなくてさ、そしたら九条さんが。」
「そうなんだ。てか、何してるわけ瀬川は」
「本当に、どっちに勝たせたいのかわかんないよね?」
狩野は困ったように笑う。