特別刑務所(仮)
第18章 刑務。
「銃口を向ける相手が違うだろ。殺すべきは相手国だ。」
「うるさい。お前を殺して、脳みそを、内蔵を、すべて体から引きずり出して晒し者にしてやるよ!」
目が完全にいってやがる。
こいつを、殺さなければ俺が死ぬのか。
そう思ったときにはすでに相手に向かい引き金を引いている自分がいた。なんの躊躇いもなく。
かえり血が地面を汚す。
口をパクパクさせ、苦しそうに悶えるそれはだんだんと弱々しくなりそのうち動かなくなった。
「さて、このゴミをどこに捨て置くか・・・」
「今のなん!」
「ん?ああ、君か。手伝ってくれるか?これを片すのを」
銃声を聞き見に来たのか、あの日絡まれる俺を助けてくれた彼が死体を見て青ざめた顔をし、立ち尽くす。
「聞こえなかったの?これを片付けたいんだが」
「・・・九条君が?」
「問題でも?これが先に銃を向けた。敵意を出したんだ。死んだのはこいつの腕が悪いからだろ?」
俺の言葉に言葉を失う。
「うるさい。お前を殺して、脳みそを、内蔵を、すべて体から引きずり出して晒し者にしてやるよ!」
目が完全にいってやがる。
こいつを、殺さなければ俺が死ぬのか。
そう思ったときにはすでに相手に向かい引き金を引いている自分がいた。なんの躊躇いもなく。
かえり血が地面を汚す。
口をパクパクさせ、苦しそうに悶えるそれはだんだんと弱々しくなりそのうち動かなくなった。
「さて、このゴミをどこに捨て置くか・・・」
「今のなん!」
「ん?ああ、君か。手伝ってくれるか?これを片すのを」
銃声を聞き見に来たのか、あの日絡まれる俺を助けてくれた彼が死体を見て青ざめた顔をし、立ち尽くす。
「聞こえなかったの?これを片付けたいんだが」
「・・・九条君が?」
「問題でも?これが先に銃を向けた。敵意を出したんだ。死んだのはこいつの腕が悪いからだろ?」
俺の言葉に言葉を失う。