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刑務所内で希沙を待つ。
写真で見た目は知っているが、会うのは今日が初めて。少し緊張する。そんな俺の思いとは裏腹に、刑務所の重い鉄扉か音をたてて開かれる。鬱陶しそうな顔で鎖をにらむその子は写真で見る印象より遥かに幼い。


「ん？わー！びっくり。えっとー、あなたが駒場さん？」
「ああ。よろしく・・・」


よろしくーっと、笑顔を向ける。その顔は人殺しなんてするようには見えなかった。
それから、俺は希沙と家に帰った。
帰ったあと希沙に聞いたよね？人殺しをなんでしたんだって、悪いって思ってるかって。
そしたら、希沙はこう答えたよね。


「殺しは、ゲームだよ？どれだけうまくできるか。だって、スリルのない日常は体によくないって」

あのとき本当はまだ話途中だったのに俺希沙の言葉と、いままでの経歴から完全に以上犯罪者だって決めつけて折檻しようとしてた。
まともな思考に戻してやらないとって。
ここに来たとき、九条と仲良くしてた後輩がすでに働いていた。
彼に聞くと大抵辱しめを受けさせると言い子になると言っていた。
その彼の助言通りやる事にしよう・・・・・・