特別刑務所(仮)
第19章 駒場。
薬にも詳しかった俺は自分で調剤した睡眠薬をご飯に混ぜ希沙に食べさせた。
数分後希沙は静かな寝息をたて眠る。
そんな希沙を部屋へ連れ込み服を脱がし体を拘束する。
このとき身体中に傷があることに気がついてはいたがさしあたって気にはしなかった。逃亡生活でついた傷くらいにか思ってなかったから。
そして俺は、希沙にもうひとつ薬を打った。それは媚薬と言われるもの。
「木下にもらったこれ、塗れって言われたけど静脈から流した方が体によく回るだろう。」
しばらく様子を見ていると呼吸がだんだんと荒くなり、目を覚ました。
「な・・に?はぁー、あ、ここ?はぁー、はぁー」
「君に反省してもらうためにね。まずは罪を認めるところから始めようか。」
「ん、罪?」
「殺して良いはずがないってことだよ」
そういった瞬間、またフラッシュバックが起きる。
血飛沫が、肉片が飛ぶ。死んだ仲間たちの目が俺を睨む。
やめろ、やめろ。
そんな俺に不安げに声をかける希沙さえ、幻覚に思え俺は・・・
数分後希沙は静かな寝息をたて眠る。
そんな希沙を部屋へ連れ込み服を脱がし体を拘束する。
このとき身体中に傷があることに気がついてはいたがさしあたって気にはしなかった。逃亡生活でついた傷くらいにか思ってなかったから。
そして俺は、希沙にもうひとつ薬を打った。それは媚薬と言われるもの。
「木下にもらったこれ、塗れって言われたけど静脈から流した方が体によく回るだろう。」
しばらく様子を見ていると呼吸がだんだんと荒くなり、目を覚ました。
「な・・に?はぁー、あ、ここ?はぁー、はぁー」
「君に反省してもらうためにね。まずは罪を認めるところから始めようか。」
「ん、罪?」
「殺して良いはずがないってことだよ」
そういった瞬間、またフラッシュバックが起きる。
血飛沫が、肉片が飛ぶ。死んだ仲間たちの目が俺を睨む。
やめろ、やめろ。
そんな俺に不安げに声をかける希沙さえ、幻覚に思え俺は・・・