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特別刑務所(仮)

第4章 刑罰。

催してから数時間。
なんとか理性で保っていたがついに限界が来てしまった。
恥ずかしさで頭がどうかしそうだった。
下をみると飛び散った血と大きな水溜まり。

「ついにか!傑作だな。」

バカにするかのように笑う。
そして今まで叩かれなかった背中を叩き始めた。

「お前、痛みが分からなくなってやがったな?」

俺が叫ばなかったのが気になっていたらしい。
無傷だった場所にまた新しい傷が増える。

「ぎゃーっげほっげほっ」

何度も叫びすぎたせいで喉が潰れ始めた。
咳をする度血が口から出る。
早く終わってくれ。
それだけしか考えられなくなってきた。


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