特別刑務所(仮)
第21章 佐野。
俺が入館してから1年たった誕生日の日。
枕元に小さな箱が置いてあった。
自分のものに違いはないと思ったが一応確認してから明けることにした。
「章、これ?」
「あー、ハッピーバースデーだからさ、あけてごらん?」
包みをはずし箱を開けると
中からペンダントが出てきた。丸いかたちのそれは外周に切れ目が入っており開くようになっている。
「それ、開いてみて。」
言われるままにペンダントを開くと中には指輪が入っていた。
「え?!これ!え!!!」
「指輪はおもちゃだけど、練がちゃんと罪を償って外に出れる日が来たらちゃんと買いにいこうね。ずっと、ずっと愛してるよ。」
ちゅっと、額にキスをされ、俺も愛してると木下の唇にキスをした。
枕元に小さな箱が置いてあった。
自分のものに違いはないと思ったが一応確認してから明けることにした。
「章、これ?」
「あー、ハッピーバースデーだからさ、あけてごらん?」
包みをはずし箱を開けると
中からペンダントが出てきた。丸いかたちのそれは外周に切れ目が入っており開くようになっている。
「それ、開いてみて。」
言われるままにペンダントを開くと中には指輪が入っていた。
「え?!これ!え!!!」
「指輪はおもちゃだけど、練がちゃんと罪を償って外に出れる日が来たらちゃんと買いにいこうね。ずっと、ずっと愛してるよ。」
ちゅっと、額にキスをされ、俺も愛してると木下の唇にキスをした。