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特別刑務所(仮)

第23章 政府。

「うん。」
「気になるの?希沙」
「・・・うん。」

瀬川の反応に俺たちは学校へは向かわず瀬川と駒場の秘密のあの場所に向かった。
3人でベンチに腰掛け、瀬川が話し出すのを待つ。

「・・・実はさ、一昨日の夜多分木下さんが来てた。」
「「え?!」」
「うん。話の内容はよく分からなかったけど、なんか、もうすぐとか、政府がどうとか言っててその事を和に聞いたら何でもないよって、夢でも見てたんじゃないのって言われて・・・」


瀬川の話を聞き狩野もそういえばうちにものこの間と、続ける。
その話を聞き、実はと俺も話す。

「ゆーちゃんちにも、るーちゃんちにも、そして家にも・・・
でも、理由は教えてくれない。んー!!こう言うときにさのっちが居てくれれば・・・」
「ん?佐野?・・・そうか!もしかしたら佐野と会うために何かしてて、それをどうにかするためには政府をどうにか・・・って、スケールがでかすぎるよな?」

俺の言葉に二人は固まる。

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