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九条達に連れられて来たのはトレーニングジムのような場所。

「さてと、三人ともこれ飲んで」
「・・・」

駒場に渡されたのは見るも怪しい液体入りの瓶。
その瓶の蓋を開けるとなんとも言えない臭いがする。

「くさ・・・」
「ほら、早く。」

駒場に言われ瀬川は文句を言いつつ飲む。
それに続いて狩野も少しずつ飲み干していった。
俺はと言うと、その臭いに顔を背け一向に飲むことはない。

「瑠依、口開けろ。」
「うぅー」

九条に言われても口を閉ざし頑なに飲むことを拒んでいると駒場さんに羽交い締めにされ鼻を塞がれる。

「ほら、瑠依君口開けないと息できないよ？」
「んー！」

だんだんと息苦しさを感じ観念したかのように口を開け呼吸をする。
その隙に九条に液体を飲まされる。