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特別刑務所(仮)

第26章 未来。

「狩野ーあいつら煩いよ助けて」
「瑠依君が戻ってきたから皆テンションが高いね」
「狩野はー?うれしい?」
「うん。もちろんでも、瑠依君、九条さんと一緒にいなくていいの?」
「いいのーこのあとーずっとーいっしょなのー」
「ちょ、大丈夫?顔真っ赤だよ?」
「らーいじょーぶー!らいじょーぶなのだよー!ゆーうひちゃーんへへへーにゃはははは!あ、くじょーしょんなー顔しちゃめーー瑠依ちゃんねー、元にゃんにはー笑顔でーへへへ」


そこまで言った後俺は気を失った。
次に目を覚ましたら頭はガンガンするし
気持ち悪いし
一人ベッドの上だし・・・


「うー気持ち悪い・・・
九条ー?どこー?」

ベッドから降り九条を探しに行こうと部屋のドアを開けると何かにぶつかる。
顔をあげるとお風呂上がりの九条がたっている。

「九条いたー」
「酔っぱらい、酔いは醒めたのか?」
「ん?よってないよー?」
「はいはい。さ、ベッドにお戻りください。」

九条に向きを変えられベッドに向かうように背中を押される。

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