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特別刑務所(仮)

第26章 未来。

「はじめ?」
「ん」
「これから先もずっと、ずっと愛してくれる?」
「瑠依が俺を求める限りずっと。」

そう言うと額にキスをして笑う。

「ここじゃや」
「ん?そうか、じゃあ瑠依からして?」
「むー。しょうがないなー」

俺はゆっくり起き上がり九条の顔を持ち
口づけをする。
舌を絡ませる度に水音が部屋に響く。
最初は俺がリードしていたはずなのに
いつのまにか九条にリードされる。

「んっ、あふ・・・・・ふ・はー」
「瑠依下手くそ」
「む!バカ!バカ!」
「瑠依は下手だから俺がしてあげるよ。」
「ちょ、その顔はずるい・・・たったし・・・」
「くっ・・・若いね」
「お、俺だってもう成人してるもん!」


はいはいと、いつまでも子供扱いをする。

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