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特別刑務所(仮)

第26章 未来。

「もー!俺も大人だもん!」
「じゃあ、大人な瑠依さんはこの後どうしてくれるんですか?」
「え?えっと、その・・・意地悪」
「ほら、まだまだ子供だろ?」
「なら、九条俺が大人になれるようにして!」
「そうだな・・・」


この後なんど愛しあったかわからないほど、濃厚な夜を過ごした。
それは、よかったんだけど最後の方は九条がバテちゃって半分喧嘩状態だったけど、でも、絶対に俺を気遣いながらしてくれるから大好きだよ。
とはいえ、最終的にやっぱり九条が悪いよね?俺は・・・悪く・・・ないよ・・・ね?


「瑠依、もう無理。」
「・・・おっさん」
「はー?8回もすれば満足だろ?俺はあれか?発情期の雄犬か何かか?」
「8回したから満足とか回数じゃないんだよ!」
「うるせー、大体そんなに出せるか!」
「俺まだいける!」
「もういい。だったら一人で抜け!見ててやるから」
「な!それはやだよ!」


なら寝ろ!もう付き合えないと、部屋を出ていく。
仕方ないから俺も一緒にシャワー浴びたけど、愛は回数じゃないと思うんだけどな。
やっぱり俺が悪の?いや、一人でなんてあんな酷いこと言った九条が悪い!

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