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特別刑務所(仮)

第26章 未来。

朝食を食べ終えて九条の膝を拝借し一休み。

「ねー、九条」
「なに?」

九条は俺の髪の毛で遊びながら答える

「あのさ、俺もう学校は行かないわけじゃん、これから何をすればいいのかな?てか、皆は何してるの?」
「ああ、そうだな、瑠依はあれだ自宅警備しててよ。」
「自宅警備?」

なんだそれ?名前がかっこいいな。

「時給900円で自宅を守ってね。」
「任せとけ!で、九条とかは何してるの?」
「俺は刑務関係を続けてるけど、駒は医者、木下と増田はなんか危ないもの作ってる。で、瀬川は駒のアシスト、佐野と狩野はほぼ実験台状態だな」

え?なにそれ・・・
実験台って?え・・・

「あー、あれだよ?別に二人とも危ないって言っても玩具とかそう言う系なだけだから。」
「ああ。なら大丈夫だね。って、なんか俺だけつまんなくない?仕事」
「いいの。瑠依は家にいれば」

むー。
なんかそれ絶対つまらないよね?
ま、最悪勝手にどっか行って仕事しちゃうもんね!

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