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特別刑務所(仮)

第33章 怪我。

「で?どっちで償う?」
「あ、その・・・」


玄関につくと俺と事故った人が菓子折を持って見舞いに来たようだ。
その人に何やら章が突っかかる。

「章?何してるの」
「んー?練の体をこんなにしてくれたから、どう償うの質問してるだけよ?」
「・・・本当に?」

相手側の表情に章の提示する償い方法が悪どそうなのは想像がつくがその内容までは想像できず、相手側に何を言われたのか聞く。
すると、いかにも章らしいことで思わず笑ってしまった。


「え?あ・・・」
「練そんなにウケた?」
「だって、くっ・・・あははは!も、無理。なにそれ?」


俺があまりにも笑うもんだから章に頭までおかしくなったのとよしよしされる。
俺はその手を払いのける。
て言うか、頭がおかしいのは章の方だ。だって償い方法が男に抱かれないとイけない体になるか、二度と女を抱けない体になるかだって・・・
馬鹿馬鹿しいにも程があるでしょ?

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