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特別刑務所(仮)

第35章 ハッピーバレンタイン

「ふぅー。お腹一杯!」
「おいしかった?」
「うん!あ、そうだ。えへへへ。はい。食べてね。」



俺がチョコを渡すとニコッと笑った。


「瑠依がくれるとは思わなかった。」
「えへへ。嬉しい?」
「ああ。瑠依から貰えるのは嬉しいよ。
瑠依・・・あのさ」
「ん?」



照れていると九条に声をかけられる。
ふと顔をあげると顔が赤くなり目が潤んでいる九条が目にはいる。
かわいい。


「何?」
「してもいいか?」
「んー。どうしようかなー?」
「お前俺になんか盛ったろ?体が熱い・・・」
「ん。これ!」


俺が見せると黙って九条は俺を抱き上げ二階に向かう。

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