特別刑務所(仮)
第42章 迷い猫
「瑠依は俺の大切な存在なんだ。
もしも、お前が瑠依と同じように猫に入れ替わって、好きだった人に気がついてもらえなかったのならその程度だったんだろ?」
「・・・そーだよ。俺は遊びだよ・・・
でも!好きだって言ってくれたのに・・・のに・・・」
「はぁー。瑠依の顔で、その声で泣くなよ。
しかたねーなー
瑠依!ちょっとめーつぶってろ?」
急に俺に九条はそういう。
ぎゅっと目をつぶった俺だったけど気になってうっすら目を開ける。
優しく抱きしめながら頭を撫でる九条が目に写った。
でも、九条が抱きしめてるの俺じゃなくて見知らぬ男の子。
その子と目があった瞬間また眩しい光と耳鳴りが聞こえた。
そこからはよく覚えてない・・・
ただ
もしも、お前が瑠依と同じように猫に入れ替わって、好きだった人に気がついてもらえなかったのならその程度だったんだろ?」
「・・・そーだよ。俺は遊びだよ・・・
でも!好きだって言ってくれたのに・・・のに・・・」
「はぁー。瑠依の顔で、その声で泣くなよ。
しかたねーなー
瑠依!ちょっとめーつぶってろ?」
急に俺に九条はそういう。
ぎゅっと目をつぶった俺だったけど気になってうっすら目を開ける。
優しく抱きしめながら頭を撫でる九条が目に写った。
でも、九条が抱きしめてるの俺じゃなくて見知らぬ男の子。
その子と目があった瞬間また眩しい光と耳鳴りが聞こえた。
そこからはよく覚えてない・・・
ただ