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特別刑務所(仮)

第7章 報告。

「手癖の悪い子は意外とねー」
「すりってこと?」
「そーだよー。皆なにかしら犯罪をしてここに入れられてるからねー!中にはあの程度の刑罰でやめられるかーって子もいるんだよ。」
「あの程度?どこが」
「大半はそうたが、中には変わり者もいるってことだ。とは言え、犯罪助長や犯罪に手を出さなくても刑務官に逆らえば罰を受けることになる。書く言う俺と夕日は過去に何度か。」
「そうなんだ・・・」

俺が下を向き考えていると瀬川はまた人の背中に乗りこう続ける。

「でもー、良い子にしてればー問題ないからー!ね!るーちゃん!」
「あ、ああ。」

犯罪と言えば皆なにしたんだろう?瀬川は聞いたことあるけど
特に狩野なんて良い子そうなのに。
そんなことを考え狩野をじっと見つめる。

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