ミルクチョコレート
第1章 先生と秘密の放課後
やっと苦しみから解放された。
そう思ったのに
「いやぁーーー!
もうだめ!むりむりむり、だめーっ!」
彼はそれでも指の動きを止めなかった。
「誰が2回でやめるなんて言ったよ。
お前がイキたいって言ったんだ。
まだまだ、イカせてやらないとな」
「やだよ、先生…っ、いやあぁっ
だめ、だめだめだめっっ!」
2度もイカされた私は、ちっとも身体がもたない。
「あっ、だめ、だめだめだめだめ!ああぁーっ!」
3度目までは、ほんの数秒だった。
「ふっ、もうイッたのか?」
先生は耳元でそう囁きながらも、指の動きを止めない。
「やあぁ、やだ、もうやだよぉ」
私の喘ぎ声は、だんだんと泣き言のようになっていた。
「やだって言われると、余計にイジメたくなる」
けれどその泣き言は、彼の意地悪に拍車をかけてしまう。