ミルクチョコレート
第2章 はじめてのオモチャ
夜10時
私は旦那の帰りを待っていた。
結婚しておよそ1年。
私たちは毎日楽しく夫婦生活を送っている。
彼を待つ間、特にすることもなく、私は携帯でマンガを読んでいた。
ちょっとエッチなやつ。
『あぁ…気持ちぃ…』
私が見ているマンガの女の子は
電マで攻められていた。
女の子は気持ち良さそうに、脚を大きく広げ、それを欲している。
マンガの中の話だけど。
(どれくらい気持ちいいのかな…
私も電マで攻められてみたい、なんて)
私はマンガのページを閉じ
”電マ”というページを検索した。
検索結果で一番上に出たのは
電マ通販サイト。
私はすぐにそのサイトを開いた。
ずらりと並ぶ、いろんな種類の電マ。
しかも、配達員にもわからないような包装の仕方をしてくれるらしい。
(いやいや、それでも旦那にバレちゃうから)