ミルクチョコレート
第2章 はじめてのオモチャ
「じゃあこっちはどう?」
彼は電マをゆっくりと上にずらし
「やああああぁっ、だめーーーーっ!」
クリトリスにそれを押し付けた。
ガクガクと震える腰。
閉じたくても閉じれない脚。
「いやあぁ、ああぁ、らめ、らめぇーっ!」
「ゆいが欲しがってたんでしょ?」
彼はグイグイと押しつけ続ける。
「あああぁっ!い、イク、イッちゃう!!」
「いいよ、ゆい、イキなよ」
「あっあっあぁっ、ああああぁっ!」
大きく腰を浮かし、ベッドの上で仰け反り返る。
「はぁ、はぁ、っはぁ…」
「やばい…ゆい、可愛いすぎ」
「やだ、恥ずかしい…」
「ねえ、もっとしてもいい?」
「え…?」
「俺、気に入っちゃった」
そう言って彼はイタズラっ子のような顔をした。
「それに、今のはまだ弱だから」
「弱?」
「うん。
強にしたらどうなっちゃうだろうね、ゆい」
(なんだか、今日のダイスケくん怖い…!)