ミルクチョコレート
第4章 幼馴染みの逆襲
日曜日の午後、私はいつものように
幼馴染み、兼恋人の、コウちゃんの家に遊びに来ていた。
おばさんたちは買い物に出かけていて、この家にいるのは私たちふたりだけ。
「ねえ、コウちゃん
エッチしよう?」
「嫌だ、面倒くさい。
だいたい昨日やったばかりだろ」
「まゆ、毎日でもしたいもん」
「ったく、この変態発情期」
「そんなまゆのことが大好きなくせに」
「勝手に言ってろ」
彼はソファに仰向けになった。
(もう、こうなったら…)
私はコウちゃんの元へ行って
彼のズボンのベルトを外し、ボタンを外してチャックを開けた。
「おい、まゆ、何してるんだ」
「まゆがコウちゃんのこと、気持ち良くしてあげる」
「ふん、できるもんならやってみろよ」
彼は興味ないとでも言うように、そっぽを向いてしまった。
(いいもん、やってみせるもん)