ミルクチョコレート
第4章 幼馴染みの逆襲
彼は私の中から抜き出すと、パンツにしまい、スボンのチャックを閉めた。
「疲れた」
「はぁ…はぁ…、ねぇ、コウちゃん…
もう一回、しよ?」
「は?」
「まゆ、もう一回イキたい」
「やだ」
バッサリと断られてしまう。
(一回じゃ、全然足りないよ…)
「ねぇ、コウちゃん…」
私は目を潤ませながらコウちゃんを見つめた。
「嫌っつってんだろ、全く、しつこいな」
彼は部屋を出て行った。
「コウちゃんのばか」
ひとりソファで拗ねていると
しばらくして彼が戻ってきた。
…椅子とタオルを持って。
「コウちゃん…?」
「来いよ、もう一度イカせてやる」
「ほんと?!」
私は喜んでコウちゃんに駆け寄った。
「ここに座れ」
「うん」
「おとなしくしとけよ」
「はーい」
私はコウちゃんに言われたとおり、ちゃんとおとなしくした。
すると、椅子に手足を固定され、身動きのとれない状態にされた。