ミルクチョコレート
第4章 幼馴染みの逆襲
「コウちゃん、何するの…?」
「もう一回、イキたいんだろ?」
「そうだけど…」
すると、彼はもう一つ何か取り出した。
ローターだ。
「あっ」
彼はそれを私の中へ入れる。
そして
「ああっ」
そのままスイッチを入れた。
「あぁっ…コウ…ちゃんっ…?」
「俺がイカせるのは面倒だから
そいつにやらせることにした」
身動きのとれない私に、容赦無く刺激を与え続ける。
「あうぅっ、んっ…」
けれど、それは、まだまだ物足りない振動。
「コウちゃん…っ、足りないよぉ…」
「思う存分焦らされて、楽しめばいいだろ」
「やぁ…イキたいよぉ…っ」
もっと、攻め立ててほしいのに
手足が固定されていて、私にはどうにもできない。
「いやぁ、イキたい、イキたい…っ」
「そのうち嫌というほどイケるから」
彼は私から離れ、再びソファに座り、雑誌を読み始めた。