ミルクチョコレート
第5章 レンタルショップの現状
でも、そんなのただの前触れに過ぎない。
私の今日一番の楽しみは、
このスカートの中にある。
さかのぼること数分前。
「おい、野々宮」
「なんですか?店長」
「ちょっとコッチ」
私は店長に呼ばれてビデオの保管庫に来た。
「後ろ向いて」
「はい」
「壁に手ついて、お尻突き出して」
「こ、こうですか…?」
言われた通りにすると、彼は私のパンツを下ろした。
「きゃっ!
だめですよ、こんなとこじゃ!!」
彼と私はいわゆるセフレ関係にあるのだが
(ここじゃさすがにマズイよ…
ちょっとしてみたい気はするけど)
彼はその場にしゃがんでスカートをめくり
私の秘部を、舌でなぞりはじめた。
「いやっ…店長…っ」
「静かにしろ、客にバレるとマズイ」
保管庫とは言えども、ここはただのレジ裏。
声なんてダダ漏れだ。
「そんなこと、言われても…、あんっ」
「ったく…
もういいか」