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俺の夢がエロいのには理由がある!?

第11章 それが理由かよ!?

「誰?……!!」

雅子ちゃんが俺を見て息を飲む。

この反応。間違いなくミヤビちゃんなんだろう…けど。

本当に君がミヤビちゃん…?

肩より長い黒髪はきっちりと三つ編みされている。

夢の中で印象的だった、くりっとした目は、分厚い眼鏡の奥でちんまりしていて…

気のせいか、まつげも短い。

あれ?…え、…っと…。

「俺、江東。俺の事、分かるよね?」

「…何の話?」

え?さっきの反応しといて知らんぷりかよ!?

「ミヤビちゃん」

「…!何で!?」

雅子ちゃんが、眉を寄せて俺を見た。

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